更新履歴
2025/7/19 アンナ、ファーカムラムを追加、ドラグノフのイナーシャルキックを追加、ページを区切った
2025/6/22 画像の不具合を修正、キングのフィギュアフォアレッグロックの投げ抜けが無くなった旨追記
それ以前の更新履歴
2024/2/10 ファランのエアファング、ブライアンのアトミックブロー、リロイの双龍門を追加
2024/3/17 ロウのチャージドラゴンキャノン・チャージドラゴンライド、ザフィーナのカーズドクロウ、麗奈の踏鉄蹂躙、フェンの連環腿、アリサのサンドボックスを追加
2024/3/18 リーのフリクションスピア・カーディナル、挑発を追加
2024/12/6 ファランのフラッシングハルバードを追加
2024/12/7 各技にダメージ・削りダメージの変化を追加
2025/2/3 リディアの技を追加
2025/2/4 平八、クライヴの技を追加
2025/2/5 フォトモードを使ったジャストタイミングの調べ方を追記
はじめに
鉄拳8のタイミング押し・目押し系のジャスト技について、受付Fやタイミングなどをまとめてみました。ただし、今回は最速風神拳やその種類っぽい入力は除いています(最速風神拳、青ライジングブレード、最速エクスプローダーなど)。
発売当初32キャラ以外のキャラについては順次追加していきます。
(2025/2/5追記)
いったん現状のDLCキャラに対応しました。
(2025/7/19追記)
ファーカムラムまでのDLCキャラに対応しました。
ページ区切り
長くなったのでページを区切っています。
遅延について
遅延の影響
「タイミング良くボタンを押す」タイプのジャスト技の場合、遅延による影響(入力遅延+表示遅延)を受けます。
たとえば画面でヒットマークが出る瞬間に合わせて完璧なタイミングでボタンを押したとしても、実際にゲーム側に反映されるのはそれから「遅延F」だけ経過した後となります。

鉄拳8の遅延状況
鉄拳8では現状、PS5版で4F弱、Steam版で2F程度の入力遅延があるようです。
この計測結果はBrook UFB(低遅延基板)を用いたものですので、そうでない入力手段を使っていればさらに遅れるかもしれません。
ここに表示遅延を加えただけの数値、遅延しているということに気をつける必要があります。表示遅延に関しては、低遅延をうたっているゲーミングモニタ等であれば影響は入力遅延ほどではなく、微少と言って良いと思います。
もし可能なら、自分がいつもプレイしている環境でどのくらい遅延が発生しているかを実測しておくと良いのですが……少々面倒かもしれません。
比較的簡単な手段としては、iPhoneやiPadがあれば240fpsでスロー録画が可能なので、ボタンとゲーム画面をおなじフレームに入るように録画し、「ボタンを押してから入力が反映されるまでの差分」を見ることでおおまかな遅延を計測することができます。
参考:
ジャスト技における遅延への対応
タイミング押し系のジャスト技は、基本的にヒットフレームを基準に設定されていますが、実際の設定タイミングがヒットフレームより前なのか後なのかは技によりまちまちです。ヒットマークを目印にしつつも、前後にどれだけズレているのかを把握しておいた方が良いでしょう。今回の記事ではその情報も記載しています。
その上で、遅延のフレーム分だけ速く入力するのを忘れないようにします。仮に3Fの遅延があるとして、ヒットフレームを含む前後3Fのジャスト受付がある技を入力しようとしたら、狙うべきはヒットフレームの3F前のタイミングということになります。

3F遅延であれば狙いを定めるべきはヒット少し前のこのくらいのコマ
もちろん、これはあまり直感的ではありません。そのためヒットフレームより後にジャスト受付Fが設定されている技の方が、(ヒットフレームあたりを狙えば良いことになるので)比較的、楽に習得できると思います。
一方、単純に素早く入力することで成立する系のジャスト技の場合、遅延のことは考えなくて良いでしょう。
フォトモードを使ったジャストタイミングの調べ方
ジャスト技の種類によっては、フォトモードを使ってタイミングや受付幅を調べることができます。
まず、プラクティスの設定に入り、[表示設定]→[プレイヤーのフレーム情報]→[簡易表示する]と設定しておきます。

こうすることで、キャラクターが硬直中は暗転表示(白or赤or青の色付き表示)されるようになります。


フォトモードで1Fずつ順に送っていくと、技の硬直中であるにも関わらず、明転しているフレームがあります。これがジャストの受付Fです。硬直中であっても、何らかの操作を受け付けているフレームは明転する仕様なのです。

この方法ならば受付が1Fしかない、キングのフィギアフォーレッグロック()の返しタイミングもバッチリ調べられます。

ただし、ジャスト技の種類によってはこの方法は使えません。
たとえばポールの万聖龍砲拳(ジャスト)は、ジャストの入力受付Fまでキャラクターずっと明転しているため、いつからが受付Fなのか分かりません。

これは初段のコマンドが成立してからヒットフレームのしばらく後まで、2段目の入力をずっと受け付けているためで、「コマンドの受け付け中は明転となる」という仕様がアダになった形です。
同様に「ジャスト入力で派生が変わる」パターンのジャスト技はこの方法が使えません。その他、何らかの入力受付がジャストのタイミングとフレーム的に繋がってしまっている……といった場合には使えないので、その点には注意してください。
なお、このフォトモードを使ったやり方は投げ抜けの受付幅を調べたりするのにも使えます。
アリサ
サンドボックス 

正面ヒット時
4F/5F



のヒットフレームの2F前~1F後の4F間に
を入力すると、青エフェクトがついたジャスト版になり、ダメージが5アップします。

ところが、打撃投げの演出中、パンチが当たるフレームの前後でもジャストを受け付けています。こちらはパンチがヒットする4F前~ヒットフレームまでの5F間です。


こちらに成功した場合ですが、青エフェクトは出ないものの、性能面は変わりなくダメージが5アップするようです。単純に2回ジャストのチャンスがある技と思っておけば良いと思います。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 36 | ― |
| ジャスト | 41 | ― |
ブライアン
アトミックブロー 立ち途中
ヒット時
or 
2F


| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 30 | ― |
| ジャスト | 35 | ― |
ドラグノフ
ヘルスライサー しゃがみ

4F

1段目のヒットフレームを含めて4F間となっています。なお、このFを超えて入力しても2段目は出ません。

| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 18 | ― |
| ジャスト | 22 | ― |
イナーシャルキック ガード時 1F
Season2で追加された要素です。ガードされたとしても、ジャスト入力に成功していればヒット時と同様、打撃技へ移行します。この打撃投げは相手の回復可能体力を消滅させる性能があります。
ヒットフレームの次のフレームにが入力されるのが条件です。

| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 0 | 0 |
| ジャスト | 20 | 0 |
ロシアンフック・アサルト


のうち、2回目の
から
までが8F以内に入力されていることが条件です。つまり下図のようになります。

コマンド技と同様に、
と
が完全1F同時ではNGなので気をつけてください。
鉄拳7以前は3回目の
から
までが1Fズレというのが密着での成立条件でしたが、鉄拳8からはここを伸ばしても良くなりました。
とはいえ結局は素早く入力しなければいけないため、従来の感覚を掴んでいる場合はそのままで大丈夫かと思います。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 22 | 4 |
| ジャスト | 26 | 7 |
フェン
連環腿 


5F



の入力が入ってから、27~31F後に
を入力すると成立します。32F目以降の場合は派生が出ません。

| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 21 | 0 |
| ジャスト | 25 | 0 |
※地上ヒット時のダメージ
ファラン
エアファング 【
】


麗奈の鬼太鼓とおなじ種類の入力となります。入力のコツなどはそちらを参照してください。
この技はガード時の硬直差が、通常版で-3Fのところジャスト版では+1Fに変わります。
| ダメージ | 削り | ヒットF | ガードF | |
|---|---|---|---|---|
| 通常 | 32 | 0 | ダウン | -3F |
| ジャスト | 37 | 0 | ダウン | +1F |
フラッシングハルバード レフトフラミンゴ中【
】


ペクから受け継いだ技。こちらも同様の入力です。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 43 | 7 |
| ジャスト | 45 | 8 |
キング
フィギアフォーレッグロック 
1F ※v2.00で削除
2025/6/22追記
Season2(v2.00)にて、投げ抜け要素自体が削除されました。残念。


ジャスト技というか投げ抜け?ですが……。

で投げられた後、2回目のダメージが入るフレームで
を押すと、逆四の字固めを繰り出し、投げた側に逆にダメージを与えます。
なんなんですかねこの技……とか言わない。挨拶みたいなもんなので、対戦中に使われたら
を連打しましょう。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 0 | ― |
| ジャスト | 26 | ― |
トゥーキック~DDT 

※v1.05で非ジャスト化

v1.05にて、この技にタイミング押しの要素はなくなりました。

入力の次のフレームから、いつ
を入力しても成立します。

| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 18 | ― |
| ジャスト | 38 | ― |
急所蹴り~スタナー 背向け
3F

ヒットの次のFから3F間となっています。

| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 18 | ― |
| ジャスト | 38 | ― |
カゼスペシャル 膝十字固め中
3F
)のヒットエフェクトが出るフレームから3F間に
を押します。

| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 20 | ― |
| ジャスト | 50 | ― |
シャイニングウィザード


のうち、2回目の
と
までが6F以内という条件になります。

注意点はドラグノフのロシアンフック・アサルトとおなじですが、あちらは8Fなのに対して6Fとなっており、これは普通に考えてもかなり難しいので要練習と思われます。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 40 | ― |
| ジャスト | 45 | ― |
ジャイアントスイング・ダウンバースト

いくつか条件があります。






or
すべての入力が必要で、短縮入力不可。
(ただし
と
の間にニュートラルは不要)


or
が4F以内。
- または
[ ]
or
が4F以内。
[ ]の部分は
or
or
を1Fのみ挟める - 代替条件:




or
が13~14F。
または

[ ]
or
が14F。
[ ]の部分は上記と同じ。
ジャイアントスイングとダウンバーストはボタンが異なるだけで条件は同じです。
一見複雑に見えますが、つまるところ条件1と条件2~3を練習するのが基本となると思います。特に条件3は、
を伸ばしたりもできないということを意味していますので、最後のレバー入力が入るのとほぼ同時にボタンを押す意識が大切になるでしょう。
代替条件がなぜ存在しているのかよく分からないのですが、わざわざ狙うようなものではないのかなという気がします。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 45 | ― |
| ジャスト | 50 | ― |
ダウンバースト
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 50 | ― |
| ジャスト | 55 | ― |




or
……で出すことができます。レバーレスコントローラーでも出しやすくなったと思いますが、最速版はこの入力ではNGということになります。
ロウ
チャージドラゴンキャノン、チャージドラゴンライド チャージドラゴン中に
、チャージドラゴン中に
2F

チャージドラゴンへ移行してチャージドラゴンからの技入力を受付しはじめたフレームと、その次のフレームの合計2F間です。

チャージドラゴンキャノンとチャージドラゴンライドで差はありません。またパンチ技からのチャージドラゴンとキック技からのチャージドラゴンでも差はないようです。
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 30 | 9 |
| ジャスト | 34 | 10 |
チャージドラゴンライド
| ダメージ | 削り | |
|---|---|---|
| 通常 | 36 | 7 |
| ジャスト | 40 | 12 |




を1Fのみ挟める
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